2010J1 第三節 モンテディオ山形 1−1 浦和レッズ

「前半は寝ていた」と言うチームやそういう試合、割とあるのですが「後半は寝ていた」ってのは割と珍しいかと。
田中達也は動きはよいがどうしてもシュートがフィットせず今日も前半で交代、代わりに出てきたセルヒオは相変わらずリズムを崩す流れ、柏木は目立った動きをするけれど戦術的にはどうなのよ?と。
個々人や狭いエリアないし狭い関係(ワンツーやサイドチェンジまでの流れ)では巧く組み立てられても、チーム全体としての約束事や戦術がまだまだ未発達のようで、対戦相手とすれば偶然巧く進められた時以外はそこまでの怖さはないであろうと思います。
フィンケ監督が誰を中心にしどこから攻めようと思っていたかは去年を考えるとある程度理解できますし、今の野戦病院状態ではこういう戦い方になるのは仕方ないかと思いますが、チーム内外の不満は去年より大きくなっているように見えるので心配です。



対戦相手の山形さんは去年中核を担ったFWの長谷川がいない状況でも、新しい選手がその代わりを務められるタイプだったり別の動きがあったりと、制限がある分やることなすことを皆がしっかり理解している印象。
去年より勢いは落ちたが実力は上がったと見て良いような気がします。今のレッズにてこずるあたり上位進出はかなり厳しいと思いますが、降格は免れるのでは。